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健康相談答えてドクター

ひどいかゆみを何とかしたい(マナミ、20代女性)

2、3年前から手、主に指に主婦湿疹が出ています。
初めは右手の人差し指だけのものがだんだん範囲が広くなり、今では手全体、手の指、指と指の間、指の側面、手の甲に広がり、特に指のほとんどがひどい状態です。
今、通っている病院からヘパリン類似物質ベタメタゾン吉草酸エステルという軟膏をもらい、使っています。
薬を塗るとある程度は良くなりますが、数日経つとまた指先などにブツブツができたり、小さいニキビのようなものができたりします。

そして、どうにもならないのがかゆみです。
時々、ひどいかゆみを指に感じ、我慢もできなくなり、ついかきむしってしまうことも多々です。
そのせいで、湿疹がまたさらに悪化するという悪循環で、もうずっと悩んでいます。
最近では寝ているときにかゆみに襲われ、気が付かぬうちにかきむしってしまうことも…。
仕事でよく洗剤を使うので、ゴム手袋をしていますが、隙間などから洗剤が入ってしまうことと、熱湯を使って食器を洗うので、仕事終わりは手がボロボロです。

家では保湿を心掛けています。
また、ひどいかゆみがある時、少し指が腫れている(張っている)ような気がします。
かゆみだけでも何とかならないでしょうか。

しばらく水仕事を控えて。

病名は、主婦湿疹です。
原因は、おそらく日ごろ炊事で洗剤を毎日使うこと、さらにはシャンプーを素手でするためでしょう。
いったん、皮膚が赤くなり、かさかさし、指紋がなくなり、割れ目ができると、健康な皮膚が持っているバリア機能(皮膚の内部と外部を隔て、内部から水分が喪失ないよう、また外から、アレルギーや細胞毒になる小さな物質が入らないようにまもっている構造)が壊れているので、皮膚に悪いものがどんどん入ってきます。

おそらく爪もがたがたしているでしょう。
それは、爪が生えてくる元のところに炎症が起きているためです。

治療の基本は、1ヵ月半、水仕事を一切やめることです。
今までのような、手を使わねばできない料理を、この期間中はやめることです。
どうしても料理しなければならない場合は、なるべく短い時間だけにし、綿の薄い手袋をつけ、その上から長いゴム手袋を着用し、決して皮膚に直接、洗剤、せっけん、シャンプー、など刺激になるものおよび、水が触れないようにすることです。

第2は、大変強いステロイドホルモンの入った軟膏で炎症を抑え込むことです(2〜3回/日)。
第3に、皮膚の脂が欠乏しているので、セラミドが入ったクリームを常時、手に塗ることです。
また、本などの新しい紙や果物、野菜に触れても皮膚を刺激するので、これも避けることです。

大変ですが、2ヵ月近く「お姫様」になってください。
一度、バリア機能が回復すれば、あとは、セラミドなどで、皮膚を乾燥から守る努力を続ければいいでしょう。

かゆみ対策ですが、水を持った小さな丘疹(きゅうしん)が出るとかゆいので、眠くならない抗ヒスタミン薬、炎症を抑えるトラネキサム酸グリチルリチン酸一アンモニウム/グリシン/DL-メチオニン、抗酸化作用のあるビタミンCL-システインなどを飲むといいでしょう。

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ご回答いただいた医師

市橋正光 先生

市橋正光 先生

ご活躍の場: アーツ銀座クリニック 院長
ご専門: 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴: 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属学会・
団体:
日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生から一言: 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。

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