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健康相談答えてドクター

ぎっくり腰の影響?(S.K、30代女性)

70代の実母に関する相談です。もともと腰が悪った上に、最近ぎっくり腰になりました。その後、ぎっくり腰自体は良くなったものの、骨盤から足にかけてつねに痛みがあるらしく、10〜15分歩くと体が前かがみになり、腰が曲がってしまいます。立っているのも辛く、重い荷物も持てないようです。整形外科で痛み止めの薬をいただいて飲んでいるようですが、いっこうに改善しません。母のこの症状はぎっくり腰がきっかけなのでしょうか?それとも何か別の病気が原因なのでしょうか?アドバイスお願い致します。

整形外科の専門医でレントゲン、CT、MRIでの診断を。

何度か腰痛を繰り返していることから変形性脊椎症と呼ばれる、背骨の間にある椎間板というクッションの役目をしている軟骨がすり減って、背骨自体から余分な骨が出てしまっている病気でしょう。背骨の後ろ側には足(下肢)にいく神経の束が通っており、このように背骨や椎間板が変化して神経の通り道を狭くしていると、ご相談のような症状が出ます。これを腰部脊椎管狭窄症といいます。特に背骨の変形が強く、ずれたりしていると、このような脊椎管狭窄症の症状が強く出ます。特徴的な症状は、足(下肢)の痛みが歩いているうちにだんだんひどくなり、あるいは力が入らなくなり、前屈みになって一休みすると痛みがよくなるという症状です。 S.Kさんのお話からはこの症状のような印象です。
治療としては軽いものでしたら、腰椎牽引(いわゆる“腰を引っ張る”という理学療法)や腰部の温熱療法で軽くなります。あるいはプロスタグランディンという注射剤で血管を拡張させる治療を行うこともあります。ただ再発を繰り返すので、根本的には手術療法で、脊椎管という神経の通り道を広げてやるしかない場合も多いようです。
もう一つ考えられるのは骨粗鬆症です。ぎっくり腰と同じような症状が出るのですが、骨粗鬆症の場合は背骨がつぶれてきます。急に起こりますと骨折と同じで強い痛みが出ます。ただ骨盤から足にかけて痛みがあるということが神経から来ているのか筋肉から来ているのかをしっかり診察で見極める必要があります。いずれもレントゲンとCTとかMRIを撮れば診断はつきます。整形外科の専門医でしたらまず間違うことはないと思います。

S.Kさんからコメントをお寄せいただきました

回答有難うございました。早速、母に知らせて検査を受けさせたいとおもいます。 これで少しは安心しました。

ご回答いただいた医師

内山明好 先生

内山明好 先生

ご活躍の場: 株式会社アーテイジ 代表取締役
ご専門: 骨粗鬆症、関節疾患、腰痛など整形外科的疾患、臨床試験、薬事・薬剤安全性など
ご経歴: 浜松医科大学医学部卒業、同大学整形外科学入局
ハーバード大学骨疾患研究所留学
その後エーザイ株式会社,グラクソ・スミスクライン株式会社にて薬事,薬剤安全性、臨床開発等の部門長、担当役員を経て現職
所属学会・
団体:
日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本手の外科学会、骨代謝学会、抗加齢医学会、日本製薬医学医師連合会

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