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健康相談答えてドクター

モンドール病?男の乳癌?(松五郎、60代男性)

左脇の下(左側乳首より10cm程背中より)が、手を右上側に伸ばした時に、ピンポイントでひっぱり感と痛みがあり、日が経つにしたがい痛みとひっぱり感が下に移動していきましたが、約1ヵ月か1ヵ月半で脇腹近くまで来て、なくなりました。腕を上に伸ばさないと引っ張り感や痛みはまったくありませんでした。現在は痛みも引っ張り感も何の異常もなくなりました。
病院で診てもらった時には、モンドール病かも、と言われました。一応、乳癌の検査も受けたほうが良い、とも言われましたが、男性でも乳癌になるのでしょうか?両手を挙げたときに脇腹あばらの箇所の左右を比べると、左側が若干縦方向に膨らんでいるように見えます。押さえても何も感じません。何もせずほっておいても大丈夫でしょうか?

モンドール病かどうかは触って確認を。乳癌については検査をお勧めします。

まずモンドール病について説明しましょう。主に体の側面の皮膚表面に近い静脈という血管に、血液の固まりができ、索状硬結(さくじょうこうけつ)という線状の硬いすじが触れる状態をモンドール病といいます。中年以後の女性に多くみられ、みぞおちから、乳房部、腋の下にいたる部位に、縦に続く索状硬結として認められます。
索状硬結を強くつかむと痛みを感じ、あるいはひきつれた感じがありますが、一般的に発赤などの症状はありません。これは静脈炎といって静脈の炎症を起こしたための血管の変化であり、多くは原因不明ですが、時に胸部の外傷が誘因となることがあります。数週間の間に自然に軽快し、治療の必要は無いとされています。よって松五郎さんの場合、このような索状硬結があるか自分で触って確かめてみてください。
次に男性の乳癌ですが、60才以上からの高齢者で発病することが多いといわれています。
発生頻度は女性患者の1%程度と比較的稀です。症状は乳房に腫瘤を触れるなど、女性乳癌と同じです。ご心配でしたら乳癌の検査を受けられることを勧めます。

ご回答いただいた医師

小川一誠 先生

小川一誠 先生

ご活躍の場: 愛知県がんセンター名誉総長
ご専門: 臨床腫瘍学(癌の化学療法)
ご経歴: 名古屋大学医学部卒業
愛知県がんセンター内科医員
メモリアル・スローン・ケッタリング癌センター(米国ニューヨーク市)留学
愛知県がんセンター内科医長
癌研究会癌化学療法センター臨床部部長
癌研究会付属病院化学療法科部長
癌研究会付属病院副院長
愛知県がんセンター病院長
愛知県がんセンター総長
愛知県がんセンター名誉総長
著書: がんの早期発見と治療の手引き(小学館)、抗癌剤の選び方と使い方(南江堂)ほか
所属学会・
団体:
日本癌学会、日本癌治療学会、日本乳癌学会、日本血液学会、米国癌学会、米国臨床腫瘍学会、欧州臨床腫瘍学会
先生から一言: 癌の一次予防は、禁煙、バランスのとれた食生活、適度の運動などの生活習慣です。二次予防は、定期的に癌の検診を受けることです。癌は予防可能な病気であり、早期診断・早期治療で治癒します。

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