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秋の食べ物で健康になろう!

体重も体脂肪も気になるところですが、食欲の秋ともなれば、やはりおいしいモノの誘惑がたくさんあります。秋のおいしいモノの栄養や特色を知って、旬のおいしさを極めましょう。

サンマ:全部食べるのがイチバン

  • ■栄養:
    サンマの栄養で特筆すべきはタンパク質です。牛肉やチーズより質が優れています。脂肪の多価飽和脂肪酸の中で、EPAには血栓防止効果、DHAは脳にはたらき学習能力を高める効果があります。貧血に効果のあるビタミンB2、苦めの腹わたにはビタミンAも豊富に含まれています。
  • ■効能:
    サンマは胃腸を温め、疲労を取り元気を出してくれます。まさに夏に疲れた体を回復するにはうってつけの食べ物。また上記のEPA、DHAは生活習慣病の予防やぼけ防止に効果があります。
  • ■おすすめ調理法:
    焼いたおいしさは捨てがたいものの、丸ごと食べるのには炊き込みごはんや、煮るのもよいでしょう。

ナス:血液に効く!?

  • ■栄養:
    ナスは秋になると皮は柔らかく、実が引き締まりおいしくなります。ナスは94%が水分で、ほかに食物繊維や糖質が主です。
  • ■効能:
    中国ではナスは体の熱を冷ます、血液の滞り(とどこおり)をなくす、はれを取るなどの効果があると言われ、腹痛や下痢、関節炎、口内炎、内痔などの治療に用いられてきました。これらはルチン、エルセチンといった成分のはたらきであることがわかってきました。血管の柔軟性を保つ、出血の防止などその効果が次第に注目されてきています。
  • ■おすすめ調理法:
    ナスは油の吸収率が良く、また油と一緒にすると血中コレステロールを抑制するはたらきが高まるという説もあります。油炒めやしぎ焼きなどがおすすめです。またナスは体を冷やす効果も高いので、緩和のためにも加熱して食べるのがよいでしょう。

さつま芋:ヘビースモーカーはたくさん食べよう!

  • ■栄養
    熱に強いビタミンCが豊富。またビタミンEは玄米の2倍、コレステロールに強い食物繊維も多いです。
  • ■効能
    さつま芋は消化器系のはたらきを高めて、胃腸を丈夫に体を元気にします。気力のないとき、ストレスのために食欲がないときも有効です。また最近のアメリカの研究でさつま芋のベータカロテンやプロテアーゼ阻害物質が肺がんの予防に役立つことがわかりました。
  • ■おすすめ調理法
    栄養を丸ごと食べるには焼くこと。焼き芋は最高ということです。また煮るときにショウガを加えれば消化器系の強化に、レモンを加えると消化器の機能が高まります。

里芋:やせて食欲のない人にはうってつけ

  • ■栄養
    「いも類はカロリー高そう」と思っている方はぜひ里芋を。カロリーが低く、食物繊維も豊富です。
  • ■効能
    慢性の便秘に悩んでいる人におすすめ。胃腸の調子を整え、食欲も増進するので痩せて食欲のない人にはうってつけです。
  • ■おすすめ調理法
    昔ながらの煮付けはもちろん、さっとゆでてグラタンやコロッケなどの洋食メニューにもおすすめです。また消化の良い大根や人参、タンパク質の豆腐、繊維の豊富な里芋の組み合わせのけんちん汁は、便秘、高血圧、糖尿にも効果的な健康料理です。

ぎんなん:ファイト一発の素!?

  • ■栄養
    注目すべき栄養素はコレステロールを減らすレシチンと良質タンパク質、血圧を調節する効果のあるカリウムも多く含まれています。
  • ■効能
    ぎんなん(イチョウ)は非常に生命力の強い植物ゆえに、昔から滋養強壮の効果があると言われてきました。元気がないときに体に元気を復活させ、咳止めなどの漢方薬の主原料にもなっています。
  • ■おすすめ調理法
    ぎんなんは生で食べると中毒を起こしたり、また子供は大量に食べてはいけません。大人もあまり一度に大量に食べずに、焼いたものを1串とか、炊き込み御飯や茶碗蒸しに入っているのを食べるのが良いでしょう。

栗:ストップ!渋皮むき!

  • ■栄養
    栗はデンプン、ビタミンB1、Cを多く含んでいます。また渋皮に含まれるタンニンは抗がん物質として、脚光を浴び始めています。
  • ■効能
    栗は筋肉や骨を丈夫にするはたらきがあると言われ、胃腸を丈夫にし、血液の流れを良くするはたらきもあります。足腰に自信がなくなってきたら、毎日1、2粒の栗を食べてみましょう。
  • ■おすすめ調理法
    せっかくの渋皮をむいてしまうのはもったいないので、渋皮煮がおすすめです。またお手軽おやつをスナック菓子ではなく、甘栗にするのもいいでしょう。

柿:飲み会の前に食べよう!

  • ■栄養
    柿にはビタミンCが多く、大きめのモノ1個には1日に必要なビタミンCが摂れます。またビタミンAや食物繊維ペクチンやカリウムのはたらきで動脈硬化や高血圧の防止にも効きます。
  • ■効能
    酒の酔いざましに効果のあるのは知られたところです。しかし実は飲酒の前に食べておく方が効果が高いようです。
  • ■おすすめ調理法
    生食することが多いのですが、柿は消化があまり良くないうえに、体を冷やす作用も強いので胃腸が冷えやすい人・病後の人はたくさん食べるのは禁物です。
    疲れや、飲み過ぎ、運動の後で体が火照ったときは酢の物が良いでしょう。体内の余分な熱を冷まし(柿・キュウリ)、肝臓の解毒作用を高め(柿)、ミネラル(ワカメ)豊富と三拍子揃った組み合わせがおすすめです。
    また柿の葉はビタミンCが多く、利尿効果、新陳代謝の促進、高血圧に効果的。むくみや血圧の気になる人は、柿の葉茶がおすすめです。
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