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血液検査とは?血液検査の結果からわかること

さまざまな病気の発見につながる血液の検査。血糖や中性脂肪は糖尿病、GOT、GPT、γ-GTPでは肝臓の病気を調べられます。血液は、自分の弱い場所を教えてくれます。血液検査の結果の見方として、肝機能、腎機能、代謝など血液の検査による正常値と、異常値の時に考えられる病気について紹介します。日常生活での注意点も知っておきましょう。

血液検査とは

ちょっと痛い思いをして、血をとられて、一体それで何を調べているのでしょうか?血液の検査は1回で、数10項目にわたる測定が可能な幅の広いものです。同じ血液でも、主に3つの方法で検査し、それぞれ以下のような病気の発見に役立ちます。

■血液一般検査

検査方法赤血球や白血球の数や形など血液そのもののチェック
見つかる異常・病気貧血、腎不全、心筋梗塞、肝硬変、リウマチ、白血病、肺炎、胆のう、免疫不全、感染症など

■血清学的検査

検査方法病気により発生した抗原抗体反応のようすをさぐる
見つかる異常・病気肝炎、肝臓がん、肝硬変、心筋梗塞、悪性腫瘍、胆石、リウマチ、エイズ、感染症など

■生化学的検査

検査方法血液中にまじる、たんぱく質、糖質、酵素などの成分を検査
見つかる異常・病気肝炎、脂肪肝、肝臓・胆道の病気、糖尿病、各種のがん、心筋梗塞、心不全、高脂血症、脳血栓、甲状腺の病気、肺梗塞など

生活習慣の最も典型的な病は血糖(BS)と中性脂肪(TG)

血糖や中性脂肪は、糖尿病診断の決め手ともなる検査です。診断結果をもらって一番にこの項目を見る人も多いかもしれません。
血糖・中性脂肪の両方の値が高ければ、糖尿病が疑われます。飽食の現代、糖尿病はあまりにも一般化してしまい、特別重い病というイメージが無くなりつつあります。しかし糖尿病の人の平均寿命は日本人全体から見ると約10年は短いと言われています。
「糖尿病そのものでは、そうそう死なないよ」と思われるかもしれませんが、糖尿病は「病気の母」と言われるほど、多くの合併症を起こすものです。はたらき盛りの心筋梗塞による突然死の影には糖尿病が潜んでいます。
日本人の場合、コレステロールの値が高くなくても、中性脂肪が高い場合、特に危険です。また糖尿病の薬は少なからず副作用があり、インシュリンの投与は低血糖を起こす危険もあります。そうなる前に、気づいたら何とかしておきましょう。

沈黙の臓器・肝臓のささやきを聞こう

沈黙の臓器・肝臓

昨夜の飲みすぎ、ストレス、肥満…となると気になるのは肝臓です。肝臓は割合タフな臓器ですが、ウイルスや酒、薬、脂肪の摂りすぎ、糖尿病などによって大きな痛手を受けることもあります。
「沈黙の臓器」と呼ばれ、タフなだけにダメージを受けても自覚症状がほとんどなく、治療が遅れ困難になってしまうことがしばしばあります。だからこそ定期的に検査を受け、大切な肝臓の健康を見守る必要があります。
特に注目されるのは、GOTやGPT、γ-GTPといった数値です。GOTやGPTは肝臓の異常に敏感に反応する酵素で、臓器や組織にトラブルがあると高値になります。肝炎や肝がんはもちろん、心筋梗塞などでも異常を示します。γ-GTPは特にアルコールなどによる肝臓障害に敏感な酵素で、肝臓や胆道の病気があるとほかの酵素より早く異常を示します。

血液検査の結果からわかること

さて、あなたの血液は何を語っているのでしょうか?特に生活習慣病に関係する生化学的検査の数値をみてみましょう。
※注:検査の数値はあくまでも「めやす」です。自分の結果が正常値になかったからといって、すぐにその病気であるとは限りません。正常値自体も医療機関によりバラつきがあります。不安があれば必ず、詳しく調べるようにしましょう。

主に肝機能の検査

項目 正常 異常で疑われる病気
GOT
GPT
10〜40
5〜45
肝炎、肝硬変、肝がん、心筋梗塞
γ-GTP 50以下アルコールによる肝臓障害
ZTT 2〜14肝炎、肝硬変、高脂血症、悪性腫瘍
A/G比 1.1〜2.0肝臓障害、ネフローゼ、悪性腫瘍

主に腎機能の検査

項目 正常 異常で疑われる病気
尿素窒素(BUN) 8〜20腎不全、閉塞性尿路疾患、糖尿病、肝硬変
血糖(BS) 空腹時
70〜110
糖尿病
クレアチニン(CRNN) 0.5〜1.2腎不全、心不全、尿路閉塞、尿毒症

主に代謝系の検査

項目 正常 異常で疑われる病気
総コレステロール(TC) 130〜220(高値)動脈硬化、糖尿病、高脂血症、高血圧症、脂肪肝
(低値)肝硬変
HDLコレステロール 40〜75低いとき心筋梗塞、狭心症、脳動脈硬化症、脳血栓糖尿病、脂質異常症
中性脂肪(TG) 30〜140肥満、脂肪肝、動脈硬化症、糖尿病、アルコール性肝障害

血液の検査は、色々な要素を調べることができます。しかし残念ながら、簡単な検査では「確実に何の病気なのか?」あるいは「数値に異常がなければ本当に問題がないのか?」は断定できません。それでも、あなたの体のどこかが弱っていた場合、それが数値に反映されることは多いようです。GOT、GPTとγ-GTPの数値が境界線にあれば、肝臓に問題が起きているなどの想像がつきます。いくつかの検査結果を組み合わせることで、自分の弱い場所がわかってきます。正常値はあくまで「参考」ですが、ぜひ自分のデータと比較してみましょう。

健康な血液を作ろう

自分の弱い場所がわかったら、今日から気を付けましょう。もちろん明らかに異常値が出ており心配な場合は、精密検査を受け、医師の指示をあおぎましょう。

●肝臓が弱っているかな?と感じたら

  • 魚、肉、卵、大豆製品など、良質のたんぱく質を十分にとる
  • ビタミンを多く含む野菜などを十分にとる
  • 脂質の多い食品を控えめに
  • お酒は適量。連日は控え、最低週2日の休肝日を
  • むやみに薬を飲まない
  • 食休みをゆっくりとる

●腎臓が弱っているかな?と感じたら

  • 適正なエネルギー量を摂取する。無理な食事制限はしない
  • 薄味に慣れよう。濃い味では食べすぎてしまう
  • おかず中心でバランスのとれた食事をする
  • 1日3食、決まった時間にとる
  • 外食・単品を避ける

●代謝系に問題が?と感じたら

  • 肥満に注意する
  • 青背の魚を意識してとる(血栓予防)
  • 肉の脂身は食べない(動物性油1 対 植物油2に)
  • 卵は1日1個までに
  • 動物のレバーなどを食べない
  • 適度な運動をたしなむ
  • たばこは控える
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