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貧血と低血圧はどう違う?

低血圧と貧血は、一部の症状が似ているため混同されやすいのですが、まったく別の病気です。脳貧血も貧血と混同されやすい病気です。血液のはたらきと、貧血、低血圧、脳貧血の違いをまとめました。

「血液」とは?

血液は、液状成分である「血漿(けっしょう)」の中に、形のある血球成分(赤血球、白血球、血小板)から構成されています。このなかで貧血に関係あるのは赤血球です。赤血球&そのほかの成分のはたらきを簡単にまとめました。

特徴など はたらき
赤血球 中央部がへこんだ円盤状をしています。骨髄で作られ、表面の薄い膜の中にヘモグロビンという赤い色素を含みます。血液が赤くみえるのはこの色素があるためです。 全身に酸素を運搬します。ヘモグロビンは、体内の各組織での酸素の濃度や酸素圧の高低によって、酸素と結合して酸化ヘモグロビンになったり、分離して還元ヘモグロビンになったりします。つまり、体内で最も酸素濃度、酸素圧の強い肺で、酸化ヘモグロビンになり、酸素が消費されてしまった組織で酸素を分離、供給するわけです。
白血球 骨髄で作られ、顆粒球、単球、リンパ球などがあります。 体に侵入してくる細菌やウイルスなどと闘ったり、免疫を作ったりします。
血小板 骨髄で作られます。 けがなどで出血したとき、血液を凝固させて血管壁を補修したり、出血を止めたりするはたらきがあります。
血漿 たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ナトリウム、カリウム、塩素などを含んでいます。 液状で、赤血球、白血球を始め、栄養分などを体中に運ぶはたらきがあります。

低血圧と貧血はどう違う?

低血圧と貧血は、一部の症状が似ているため混同されやすいのですが、まったく別の病気です。また、脳貧血も貧血と混同されやすい病気のひとつ。違いをまとめました。

貧血

ある一定量の血液の中に含まれる赤血球、またはヘモグロビンが正常値以下に減少した状態のことです。

原因のうちのほとんどが「鉄不足」。ヘモグロビンはヘムとグロビンから成る複合タンパク体だが、ヘムの成分の中に鉄が入っています。したがって、鉄が不足すると、ヘモグロビンができなくなり、赤血球が小さくなったり赤みが薄くなったりします。赤血球の役割、酸素を体内に運ぶはたらきにも支障が生じます。なお、鉄不足以外の原因で貧血になることもあります

低血圧

血液が動脈を通るとき血管壁におよぼす力を血圧といいます。血圧は体内各所で異なり、血圧の高い方から低い方に血液が流れることで血液循環がスムーズに行われます。
血圧が低くなると、重力に反して血液を送らなくてはいけない脳や、体の末端への血流が悪くなり、全身の倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、動悸、食欲不振などの自覚症状があります。ただ、低血圧には高血圧症のように生命を脅かす危険はなく、かえって長生きの人が多いとも言われています。

脳貧血

脳への血液の供給が一時的に不足して、めまい、立ちくらみといった症状を起こします。一過性の脳虚血症で、貧血とは根本的に異なります。