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冬場気になるインフルエンザ、予防接種はどうする?

インフルエンザは風邪の一種で、感染の予防に有効なのが予防接種といわれているが、1回で一生効果があるものではないので、インフルエンザや風邪に負けないだけの抵抗力(体力)をつけておく必要がある。

インフルエンザと風邪ってどこが違う?

インフルエンザは風邪の一種

風邪とは、鼻やのどに急性の炎症が起こった状態のこと。風邪の主な原因はウイルスで、その種類は何百とある。インフルエンザは風邪の症状を起こすウイルスの一種なのである。また、ウイルスのほかにも細菌やマイコプラズマなどの微生物が原因になることもある。
これらの病原体は、つば(唾液)と共に空中に飛び散って感染する(飛まつ感染)。

インフルエンザの特徴は

インフルエンザのウイルスは、風邪のほかのウイルスとはまったく違うものだが、症状を見るだけで区別するのは難しい。特徴のひとつは突然の高熱、のどの痛み、筋肉痛など。もちろん、ほかにも鼻水や嘔吐下痢など風邪と同じ症状が出ることもある。インフルエンザのこわい点は、気管支炎や肺炎、中耳炎を起こす原因になる点。乳幼児が肺炎にかかると命にかかわることもある。
しかし、普通の風邪でも高熱が出るケースもあるので、地域ではやっているなどの情報がないと、医師でもインフルエンザと診断するのは難しいようだ。病院に行って風邪と診断され、薬をもらった後も症状が改善しないようなら、再度医師に診てもらうことをおすすめしたい。

インフルエンザの予防接種とは?

予防接種は1回で終わりではない

インフルエンザの感染の予防、また、万一感染しても軽くすむのに有効なのが予防接種だといわれている。しかし、インフルエンザの予防接種は1回で一生効果があるものではない。インフルエンザのウイルスには多様な種類があり、すべてに対抗できるワクチンは作れないからだ。現在インフルエンザのワクチンは、毎年、「その年にはやりそうなウイルスの型」を予測し、それに対抗するものが作られているのである。つまり、予防接種でインフルエンザを防ごうとするのなら、毎年接種する必要があるのだ。
もちろん、予測した型と実際に流行するインフルエンザの型とが異なることもある。しかし、毎年予防接種を受けている人は、免疫が蓄積するので、かかった場合でも軽くすむケースが多いようだ

鶏卵、ゼラチンにアレルギーのある子は注意!

予防接種の副反応は、ごくまれに発熱や頭痛がある程度で、特に心配はない。しかし、ワクチンには 鶏卵やゼラチンが含まれているので、アレルギーのある赤ちゃん、子どもの場合は接種前に医師に相談しよう

インフルエンザや風邪に負けない生活術

インフルエンザや風邪にかかったとしても軽くすませるためにできることは、予防接種だけではない。ウイルスに負けないだけの抵抗力(体力)をつけておくだけでも、かかったときの症状はずいぶん異なるのだ。赤ちゃんや子どもの抵抗力をつけるため、家庭で配慮できることを紹介しよう。

動きやすい服装でよく遊ぶ

風邪をひかせるのが怖いからと厚着させるのは逆効果。着膨れして動きにくく、運動不足になることも。大体の目安は生後1ヵ月以内で、大人の着ている枚数より1枚多いくらい、それ以後は大人と同じ枚数か、1枚少ない程度で大丈夫だ。枚数よりも、身体が動かしやすい服装を心がけよう。

栄養バランスと十分な休養

栄養バランス

これは大人にも言えることだが、仕事で疲労しているときに風邪などをひいてしまうとこじれやすい。赤ちゃんや幼児も、なるべく起床、就寝と三食の時間を規則的にし、栄養バランスを考えた食事がとれるようにしよう。

手洗い・うがいの習慣をつける

外出から帰った後、食事の前には必ず手洗いとうがいの習慣を。8ヵ月〜1歳くらいになって、赤ちゃんがママの真似をするようになったら、水を口に含んでペッと吐き出す様子をママが見せてあげよう。また、家族やお客さんも、赤ちゃんに触る前には手洗い、うがいの習慣を!

室内が乾燥しないように注意

乾燥した空気は、のどに負担をかけるもと。暖房をつけるならまめに換気したり、加湿器を使ったりして、適度な湿度を心がけよう。

冬場の外出は人ごみを避けて

風邪やインフルエンザは、咳やくしゃみによって感染する。冬場は赤ちゃん連れで、人ごみの多い場所へ外出するのは極力避けるようにしよう。

更新日:2001年9月3日

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