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子供を風邪から守りたい!風邪を長引かせない、こじらせないための5ヵ条

冬の風邪は、ちょっと油断すると長引いたり悪化したり。親にとっては強敵だ。ところがこの病気の正体、意外と知られていないよう。風邪に対する正しい知識を身に付けよう!

そもそも風邪ってどんな病気?

風邪とは?

  • ●鼻やのどに急性の炎症が起こる病気の総称。
  • ●ウイルスが原因のケースが多い。風邪の症状を起こすウイルスは多種多様。
  • ●主な症状は、「くしゃみ、せき、鼻水、発熱」。ウイルスの種類によっては、吐いたり下痢があることも。
  • ●唾液とともに空中に飛び散り、人から人に感染する(飛まつ感染)。

冬に多い、風邪の要注意ウイルスたち

  • ●インフルエンザウイルス
    38度〜39度の高熱、強いのどの痛みなど、普通のかぜより激しい症状。嘔吐や下痢もある。
  • ●ロタウイルス
    嘔吐やはげしい下痢を起こさせる。
  • ●RSウイルス、アデノウイルス
    「クループ」という、のどの炎症や気管支炎の元凶。せきがひどくなり、呼吸困難を起こすこともある。

風邪をひくとどうなるの?

  • ●ウイルスに感染してから症状が出るまでは4日〜1週間かかる。
  • ●症状が出てから2〜3日がつらい時期。せき、鼻水、発熱、体のだるさ、ウイルスの種類によっては嘔吐や下痢もある。
  • ●4日目ごろから症状がおさまり、1週間ぐらいで元気になるのが一般的。

二次感染、合併症に注意!

いわゆる、風邪が「長引く」「こじれる」こと。インフルエンザなどのウイルスは感染力が強く、体の奥まで入り込んで炎症を起こすことがある。また、風邪で体が弱っているスキをついて、ほかのウイルスが体に入り込むこともあるのだ。

  • ●気管支炎
    せきがひどくなるのが特徴だが、そのほかの症状は、気管支中の炎症を起こした部分により異なる。赤ちゃんの場合、熱がなくてもせきがひどくて呼吸が苦しそうなときは、呼吸困難を起こすこともあるのですぐ病院へ。
  • ●肺炎
    4日以上の高熱と痰のからんだせきが続く。ひどいときは呼吸困難になることもある。
  • ●脳炎
    ウイルスの感染により、発熱、嘔吐、けいれん、意識障害などを起こす。症例は少ないが、かかってしまったときの死亡率は高い。
  • ●中耳炎
    のどについた細菌などが鼓膜の奥の“中耳腔”という部分に炎症を起こす。耳を痛がり、 熱が出る。

風邪を長引かせない、こじらせないための5ヵ条

集団生活をしている子供

特に幼稚園や保育園で集団生活をしている子供の場合、どれだけ注意していても風邪がうつってしまうことはある。大切なのは、長引かせたり、こじらせたりしないことだ。そのコツを紹介しよう。

第1条●よく食べよく遊びよく眠る

風邪をひいてしまったら、ウイルスと戦うのは子供自身。日ごろから健康的な生活を送って体力がついていれば、ウイルスと戦う免疫力もアップ。寒くても天気のいいときは外で遊んで体を動かそう。

第2条●軽い症状でも油断しない

見た目はただの鼻水だけでも、子供の体内ではウイルスとの壮絶な戦いが…。症状の軽いうちから体を休めるようにすれば回復が早い。

第3条●温度&湿度の管理

家の中で過ごすときは、子供が行き来する部屋の温度を一定に保つのがポイント。冬場の室温は18度〜20度くらいが目安。また、空気が乾燥するとのどや鼻の炎症によくないので、加湿器などの利用をおすすめ。湿度の目安は50〜60%。子供がいる部屋でのたばこは絶対にダメ!

第4条●水分&栄養補給をしっかりと

熱や嘔吐、下痢の症状があるときは、脱水症状を防ぐため、こまめに水分補給を。麦茶やイオン飲料がおすすめ。食べ物は、お腹の調子がよくないときは、野菜スープやマッシュポテト、おかゆなど消化のよいものを。下痢などがなくても、揚げ物やスナック菓子など消化の悪いものは避けたほうがよい。

第5条●熱が出たらこまめに着替え

お風呂は意外と体力を消耗するので、熱があるときは入らない。熱で汗をかいたときは、こまめに下着やシャツを取り替え、体をふいてあげよう。

更新日:2001年12月3日