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あなたの頭痛のタイプはどれ?

あなたを悩ますしつこい頭痛。慢性頭痛には「緊張型頭痛」「片頭痛型」「群発頭痛」の3つのタイプがあり、それぞれ原因や対処法が違います。思い込みや自己流ケアでは悪化させてしまうことも…。まずは頭痛の症状からあなたの頭痛タイプをチェックして治療に役立てましょう。

「頭痛」って、本当はどこが痛いの?

頭痛

「頭が痛い」…。頭痛は万人が体験したことのある最もポピュラーな痛みのひとつです。それでは、質問。頭痛のとき、本当は頭のどこが痛んでいるのでしょうか?

脳細胞?頭の血管?頭周りの筋肉?

答えは「頭の血管」と「頭周りの筋肉」。脳みそが痛んでいるように感じますが、本来、脳細胞そのものは針でつついても痛みを感じることはありません。ふだん経験する頭痛の多くは頭の血管が拡張したり筋肉が緊張することによって起こると考えられています。

まずは頭痛のタイプを知ろう!頭痛チェック

あなたを悩ますしつこい頭痛。慢性頭痛には3つのタイプがあり、それぞれ原因や対処法が違います。思い込みや自己流ケアでは悪化させてしまうことも…。
まずは頭痛の症状からあなたの頭痛タイプをチェックしてみましょう!

頭痛チェック


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診断

が多い… 緊張型頭痛
が多い… 片頭痛
が多い… 群発頭痛
がほぼ同数… 混合型頭痛

監修:北里大学医学部内科学講師医学博士  五十嵐久佳 先生

最も多いタイプの頭痛「緊張型頭痛」とは

緊張型頭痛

重苦しい感じがダラダラ続く最も多いタイプの頭痛です。デスクワークなどのうつむき姿勢を続けたときや長時間パソコンに向かって仕事をしたとき、ストレスがかかったときなどに起こるのが代表的なパターンのようです。

症状 頭を締め付けられるような痛み。ダラダラと長時間続くことが多いようです。
原因 頭や首、肩の筋肉のこり。身体的・精神的ストレス。
対処法 首すじや頭周りの筋肉の緊張をほぐすことがまず第一。首や肩を温めると血行がよくなるので効果的です。休憩する、ストレッチするのもよいでしょう。
筋肉のこりが強くてつらいときには我慢せずに市販の痛み止めを飲むと効果的です。

特に女性に多い頭痛「片頭痛」とは

片頭痛

こめかみの辺りがズッキンズッキンと痛んだり、吐き気を伴うことがあり、特に女性に多い頭痛です。脳の血管が拡張し、周りの神経を刺激するために起こると考えられています。

症状 ズッキンズッキンと脈打つように痛むことが多く、吐き気がしたりひどいときは吐いてしまったりします。頭痛の前に目がチカチカする、視野がぼやけるなどの前兆がみられることがあります。
原因 遺伝子が関係していると考えられていますが詳細は不明です。誘因としてストレスからの解放、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な低下(特に生理の前など)があります。
天候(気圧の変化や、季節の変わり目、快晴、急激な気温差のある日)、寝すぎ、寝不足、騒音、光、匂い、人ごみなども関係するようです。
対処法 とにかく早めに薬を飲んで寝てしまうのがいちばんです。
・おでこを冷やす、こめかみを押さえます。
・コーヒー・緑茶を飲みます(カフェインには血管を収縮させて頭痛を抑える効果があります)。ただし、たくさん飲むと眠れなくなって逆効果のこともあるので注意しましょう。
・ふだんからマグネシウム・ビタミンB2を多く摂ると予防効果が期待できます(ひじき、昆布、レバー、納豆などがおすすめの食材)。
・頭痛がひどくならないうちに鎮痛薬を飲みます。

20〜40代男性に多い「群発頭痛」とは

群発頭痛

片側の目の奥の激しい痛みが特徴。真夜中眠っているときなどに痛みで目がさめることが多く、いったん起こると群発地震のように1〜2ヵ月間、ほぼ毎日起こることから名づけられています。20〜40代男性に多く見られるようです。

症状 片目の奥を中心に激しく痛みます。涙や鼻水が出ます。痛みは30分〜2時間ほど続きます。
原因 内頸動脈(目の後ろにある血管)が拡張するためと言われているが、よくわかっていません。
対処法 頭痛が起こる時間帯が決まっていたら、前もって薬を飲んでおきましょう(市販薬では効果がないため、医師に相談してください)。
群発期(毎日痛みが起こる時期)にはアルコールは頭痛を誘発するため禁酒しましょう。昼寝や長湯も頭痛を誘発することがあるので避けるほうがよいです。
自己コントロールは無理なので、ぜひ、頭痛外来、神経内科へ。

頭痛持ちには多い「混合型頭痛」とは

「緊張型頭痛」と「片頭痛」の両方の症状を併せ持つタイプです。頭痛持ちにはこのタイプが多いとも言われています。

症状 普段は頭が重く、時々ズキンズキンと強く痛みます。薬の飲み過ぎで毎日頭痛が起こってくることがあります。
対処法 「緊張型頭痛」「片頭痛」それぞれの症状のときに、それに応じた対処をすることです。つい頭痛薬を飲む機会が増えてしまいそうですが、くれぐれも薬を飲み過ぎないこと(週2回まで)。それ以上飲むとさらに頭痛を悪化させてしまうことがあります。

コラム:頭を打ったときは注意して!「慢性硬膜下血腫」とは

頭を打った直後ではなく数週間から数ヵ月後に頭痛が始まり、続くようになる「慢性硬膜下血腫」という病気があります。
「慢性硬膜下血腫」は、転倒など頭への軽い打撲が引き金となり、硬膜下で出血が起こり、じわじわと溜まって血腫となるものです。その血腫が大きくなり脳が圧迫されるにつれて、さまざまな症状が起こります。なお、頭を打ってなくてもおこることがあります(酔ったときなど、頭を打ったことを覚えていない場合もあるようです)。

症状 頭を打った直後はとくに症状がみられませんが、その数週間から数ヵ月後に、頭痛や嘔吐、麻痺、しびれ、うまく言葉が話せない、元気がなくなった(意欲・活動性の低下)などがみられます。
対処法 一般的に手術をすれば治ります。
気付かずに放置してしまうと、後遺症が残ってしまうケースもあるため、頭を打った前後で少しでも違う症状があるようであれば、受診しましょう。
公開日:2002/07/08更新日:2018/05/14
監修:エミリオ森口クリニック 理事長 板倉弘重 先生