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花見だけじゃない「桜」の魅力

春らしさを存分に満喫させてくれるのが「桜」。目でも楽しませてくれるが、ほのかでやさしいあの香りには幸せな気分にしてくれる作用がある。また、樹皮や葉にも効能があるので紹介しよう。

「花」の香りでリラックス

桜

菜の花が春の訪れを告げる花だとすれば、春らしさを存分に満喫させてくれるのが「桜」。満開の桜は、昼も夜も美しい。それに、ほのかでやさしいあの香り!
それもそのはず、桜は意外にもバラ科の植物なのだ。香りが良いのはむしろ当然かもしれない。
あの桜独特の香りを作っているのは、クマリンという成分をはじめとする数種の芳香成分。これらには心をほぐし、しあわせな気分にしてくれる作用があるのだとか。残念ながら、桜のエッセンシャルオイルといったものはないようだが、散った花びらをお風呂に浮かべるだけでも、香りやリラックス効果が楽しめるはずだ。

また、花びらは二日酔いにも効果があるとか。花びらを塩漬けにしておくと、桜湯にしたり、お料理のアクセントなどとしても楽しめるので、もし手に入るなら作っておくのもオススメ。

「樹皮」は咳止めや食あたりに、「葉」は肌に

桜の葉や樹皮

桜の葉や樹皮も、思わぬ効能を持っている。桜餅に使われる桜の葉は、風味ばかりでなく、防腐作用もあるのだ。また、桜の葉をお風呂に入れるとアセモに効くという民間療法もある。

樹皮、特に山桜の樹皮は、煎じて飲めば毒消しの作用があるとして、江戸時代には食あたりの薬として重宝されていたとか。また、煎じた樹皮液は、打ち身や腫れ、湿疹などができた所に塗ると良く効くとも言われている。
さらに、現在では咳を鎮める効果があるとして漢方薬や市販の咳止め薬に使われているというのだから、驚きだ。
これらの効能はすべて、樹皮に強い殺菌・消炎作用のあるサクラニンやタンニンなどが含まれているため。

しかしながら、桜の種類が非常に多い日本でも、野生のヤマザクラは数が減る傾向にあるという。これまで以上に大切にしていきたい。

日本の「桜桃」とアメリカンチェリー

桜の花の季節が終わってしばらくすると出回ってくるのがサクランボ。桜桃とも呼ばれるが、国産のものとほぼ同時期に米国産のチェリーも登場する。このサクランボもなかなか魅力的なフルーツだ。

まず、どちらのサクランボにも、抗酸化作用のあるカロチンが多く含まれ、疲れ目などに効果がある。利尿作用のあるカリウムも含み、むくみが出たときにもオススメだ。
また、国産と米国産を比べてみると、ビタミン類は米国産のほうがやや多いのだが、国産のサクランボにはマグネシウムや亜鉛、銅といったミネラル類が含まれており、バランスの良さが特長。いずれも不足すると免疫力が低下するなどカラダに悪影響のあるものだけに、おいしいサクランボを食べて補給できるのなら、よろこんで食べたい。

まもなくやってくる桜の季節。今年は、花見を楽しむだけではなく、さまざまな効能・効果も満喫してみてはいかがだろう。

更新日:2003年3月10日

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